百均の商品で燻製を作る裏技とは?

鶉

最近流行中の燻製

前から燻製というのは自分では作れないものと思われてきました。
専門のプロにしかできない技術であり、高級でなかなか手の届かないものだという印象が強くもありました。
しかし、最近では素人でも作ることができ、なおかつ100円アイテムで作ることができるとして話題になっています。

美味しくてなおかつ簡単リーズナブルに準備ができるというのはとても魅力的です。
そして、自分で燻製を作ることができればアウトドアの場でも注目されますし、おもてなし料理としても喜んでもらうことができますからぜひ覚えておきましょう。

100円グッズで燻製の準備をする

燻製をするためには煙でいぶすことが必要であり、そのためにはスモークチップが必要です。
これは100円ショップでの取り扱いがあまりなく、ホームセンターやアウトドアのお店で用意をする方がバリエーションも豊富ですから、これは100円ショップ以外での準備がオススメです。

それ以外の商品については100円アイテムで十分に揃えられます。
まずはボウル2種類と網を購入し、これでスモーカーを作るのです。
この時ポイントとして中に網を入れることになるので、ボウルの直径よりも網が小さいものを選ぶようにしましょう。

それ以外にも消耗品がいくつかありますが、これらも100円ショップで揃えることが可能です。
キッチンペーパー、ジップ付き保存袋、アルミホイル、クッキングシートが必要ですが、これらは自宅にあればそれを使って問題ありません。

ボウルと網については燻製することで中が真っ黒になってしまいます。
そこで燻製専用にこれらのものは購入するようにしましょう。

燻製の作り方

燻製を作るにあたって、基本的にはなんでも燻製にすることができます。
ただし初心者は簡単にできるウズラの水煮とプロセスチーズがオススメです。
これらの商品ならば燻製の準備が必要なくすぐに調理にかかることができます。

ウズラの水煮は調理の前にめんつゆに1時間から2時間浸します。
この時きちんと希釈濃度に合わせて薄め、全体に浸す状態にします。
浸し終わったらウズラを取り出し表面の水分を拭き取れば下準備は完了です。

準備が終われば燻製の準備を始めます。
ボウルの中にアルミホイルを敷いて、その上にスモークチップを乗せます。
目安として10グラムほどで十分です。

次にその上に網をセットしてウズラやチーズを乗せます。
ボウルに蓋をしたら火にかけていきます。
この時、まずは中火で1分ほど温めて白い煙が出てきたら弱火にします。
煙が出たらチップが焦げている証拠であり、燻製が始まるサインです。

弱火にしたら7分ほどそのまま加熱をします。
この時煙が出ますし匂いもしますから、換気扇を最強にしておきましょう。
火にかけている間は突然煙がたくさん出たり食材が焦げ始めたりすることもありますから必ずそばにいて様子を見ることも重要です。

加熱が済んでもすぐにはフタを開けません。
火を止めて10分ほどはそのままにして煙が落ち着くのを待ちます。
フタを開けば燻製が出来上がっており、すぐに食べることができます。